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Space BD株式会社（東京都中央区日本橋室町 1-5-3 福島ビル7階、代表取締役社長：永崎将利。以下“Space BD”）は、Satlantis社が開発する超小型衛星搭載用カメラ：Integrated Standard Imager for Microsatellites（以下“iSIM”）の国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟・中型曝露実験アダプター（以下“i-SEEP”）を用いた軌道上実証プロジェクト（以下“本プロジェクト”）において、iSIM試作機及びi-SEEP地上試験モデル間のインターフェースの試験を完了しました。

本プロジェクトはi-SEEP初の海外案件であり、Space BDとして初めて受注したi-SEEPプロジェクトです。2019年2月よりSatlantis社と技術調整等を進めて参りましたが、今般、プロジェクトの履行において需要なマイルストーンであるインターフェース試験を終えることができました。

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インターフェース試験とは、iSIM試作機をi-SEEP地上試験モデルに実際に取り付け・起動させることで、軌道上の運用状況を模擬し、機械/通信/電気的な適合性等に不具合が生じないか確認する試験です。

Space BDは、本試験においてSatlantis社及び宇宙航空研究開発機構（以下”JAXA”）、その他協力会社との事前技術調整および試験準備等を行い、当日の試験の統括・取りまとめを行いました。今後のマイルストーンとしては、安全審査等の打上げ準備対応から、iSIMの打上げ、ISSへの設置およびデータ取得等がありますが、引き続きJAXA等のご協力のもと、Satlantis社の技術実証を支援してまいります。

尚、Space BDはi-SEEPサービスの事業者としてJAXAより選定を受けた唯一の民間企業であり、2019年3月の事業者選定後、スピード感を持って事業展開を進めております。

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■2019年7月9日、iSIM試作機/i-SEEP地上モデルインターフェース試験の様子

＠JAXA筑波宇宙センター

 

Space BD㈱、Satlantis社、JAXA、㈱IHIエアロスペース、千代田化工建設㈱、他

 

■担当者コメント（Space BD株式会社 衛星打上げ事業部長　桃尾一馬）

 

■ Space BD株式会社について

Space BDは、宇宙の産業化に向けたあらゆる課題にワンストップで対応可能なプラットフォームとなり、技術開発を行う顧客の負担を軽減すること等により、産業発展に貢献することを使命に2017年9月に設立された宇宙ベンチャーです。
JAXA選定事業である国際宇宙ステーション「きぼう」モジュールを使用した一貫型衛星打上げサービス、船外プラットホームを活用した宇宙機器軌道上実証サービス、宇宙機器部品・コンポーネントの輸出入等、多様なサービスを展開しています。
Space BDの詳細はこちら： www.space-bd.com

 

■ Satlantis社について

Satlantis社は、地球観測やリモートセンシング向けの高空間・時間分解能技術に強みを持ち、高性能ペイロード開発を行うスペインの宇宙スタートアップです。同社は宇宙業界の複数のリーディングカンパニーから出資を受けており、著名な起業家たちによって設立・運営されています。また、複数の政府や研究機関からサポートを受け研究開発を行っております。
Satlantis社の詳細はこちら：satlantis.com