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宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社は、損害保険ジャパン株式会社（損保ジャパン）の『ＳＯＭＰＯ Ｐａｒｋ×宇宙旅』キャンペーンにおいて、国際宇宙ステーション（ISS）「きぼう」曝露部プラットフォーム（i-SEEP）上に取り付けられるExBASを活用した記念品サービスを提供いたします。
損保ジャパンとSpace BDは、これまでISS利用拡大に向けたユーザー向け新リスクサービスの構築を検討してまいりました。『ＳＯＭＰＯ Ｐａｒｋ×宇宙旅』キャンペーンは、その検討から生まれた協業案件第１弾となります。これまで実証実験などの科学用途での利用が中心であったISSにおいて、エンターテイメントを目的とした案件は、事業者案件として初となります。

 

『ＳＯＭＰＯ Ｐａｒｋ×宇宙旅』キャンペーンでは、2020年12月21日（月）～ 2021年１月８日（金）の期間中に、損保ジャパンの「宇宙旅行に関する意識調査」にご回答を頂いた方の中から抽選で1名様に、ご自身が最も宇宙旅をさせたいと思う写真を刻印したアルミ板をISSに載せて周遊させ、記念品としてプレゼントいたします。
『ＳＯＭＰＯ Ｐａｒｋ×宇宙旅』キャンペーンWebページ（https://sompo.pk/space2020）

 

このキャンペーンにおいてSpace BDは、記念品の製作、ISSへの打上げに向けた技術調整等、ISS「きぼう」曝露部プラットフォームの一部であるExBASを利用した宇宙空間での記念品の周遊、地上での回収を一貫して行い、宇宙より帰還した記念品を損保ジャパンへ提供いたします。

 

ExBASは、2019年に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）よりSpace BDが事業者選定を受けたi-SEEPサービスの一部であり、i-SEEP上に取り付けられるタワー状の素材曝露に特化した簡易曝露実験装置です。本キャンペーンの抽選に当選した方の写真データをアルミ板に刻印し、そのアルミ板をExBASに取り付け、宇宙空間にさらすことで、写真の宇宙空間での周遊を実現いたします。

 

記念品の製作においてSpace BDは、半導体製造装置をはじめとする先端分野の部品制作を行うコアマシナリー株式会社と共に宇宙に打ち上げるためのアルミ板のアルマイト処理方法などを検討し、『ＳＯＭＰＯ Ｐａｒｋ×宇宙旅』キャンペーンの記念品となるアルミ板の製作をコアマシナリー株式会社に委託いたします。
打上げ機会の確保・各種技術調整、各環境試験結果の審査、官辺手続等、ISSへの打上げに向けた安全審査・適合性確認審査の通過に向けた一貫型のエンジニアリングサービスの知見を活用し、製作した記念品の打上げ、ExBASへの搭載、地上での回収を経て、損保ジャパンへ記念品を提供いたします。

 

Space BDは宇宙へのアクセスのハードルを下げ、宇宙産業の裾野を拡大することに注力しております。『ＳＯＭＰＯ Ｐａｒｋ×宇宙旅』キャンペーンをきっかけに、今後も新しい宇宙利用の在り方を模索し、宇宙の産業化を加速してまいります。

 

 

 

 

 

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