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制定日:2022年06月14日

宇宙をテーマに岩手県花巻市を盛り上げることを目的とした「花巻スペースプロジェクト UP花巻」において、東京大学中須賀教授の「宇宙概論」とSpace BD社員がキャリアデザインについて講話する「キャリアプログラム」を花巻北高等学校で実施しました

 

Space BDは、宇宙をテーマに岩手県花巻市を盛り上げることを目的とした「花巻スペースプロジェクト UP花巻」を2022年3月からスタートしています。「UP花巻」は、2024年の人工衛星打上げを主軸に、衛星の開発から運用を実施する「衛星開発プログラム」と、宇宙を題材に花巻を支える地場産業に新たな価値を創出することを目的とした「地場産業プログラム」の2つの取り組みを通じて、花巻の魅力を全国・海外へ再発信しています。
▼UP花巻について
https://youtu.be/dP31JdJ8OPc

岩手県立花巻北高等学校(花巻北高)は、UP花巻の「衛星開発プログラム」に参画し、2022年4月より花巻北高等学校のカリキュラムの一つとして衛星開発の追体験、宇宙利用に関する大学教授の講義の受講を予定しています。

6月14日(火)は、花巻北高の全校生徒を対象に、東京大学大学院工学系研究科中須賀真一教授をお招きし、「宇宙概論」の授業をオンラインで開講しました。
また午後には、Space BDの社員3名が、高校3年生に対し、自身の大学受験やこれまでのキャリアデザインについて話し、働くことについての視野を拡げてもらうことを目的とした「キャリアプログラム」を実施しました。

 

 

【宇宙概論概要】

日時:2022年6月14日(火)11:40-12:50
場所:岩手県立花巻北高等学校(岩手県花巻市本館54)
対象:全校生徒
講師:東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻 中須賀真一教授

(中須賀教授プロフィール)

1983年東京大学工学部卒、1988年東京大学博士課程修了、工学博士。同年、日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所入社。1990年より東京大学講師、助教授、2004年より航空宇宙工学専攻教授。日本航空宇宙学会、SICE、IAA等会員, IFAC元航空宇宙部会部門長、UNISEC元理事長、およびUNISEC-GLOBALは設立時より委員長。
超小型人工衛星、宇宙システムの知能化・自律化、革新的宇宙システム、宇宙機の航法誘導制御等に関する研究・教育に従事。世界初のCubeSatを含む超小型衛星13機の開発・打ち上げに成功しこの分野で世界をリード。政府の宇宙政策委員会委員。内閣府のFirstによる「(通称)ほどよしプロジェクト」の成果で2017年度宇宙開発利用大賞・内閣総理大臣賞受賞。2019年総務省電波の日総務大臣表彰など多数受賞。

 

中須賀教授からは、衛星の開発から打上げ、運用までの一連の流れと、裏側の開発者の経験についてお話いただき、各フェーズでの苦労や現場の雰囲気等を、臨場感と共にお話をしていただきました。
また、これまで東京大学で中須賀教授の元、衛星開発にのめりこみ、今も宇宙業界の最前線で活躍する方々の学生時代のお話をいただき、強いモチベーションを持つことの大切さ、それが自分の限界に近づくことや、その先の人生の問題解決にもつながっていくんだというメッセージをいただきました。

 

<生徒の声>
印象に残ったことは、将来やりたいと思ったことは最後は様々なところにつながっていくとおっしゃっていたことです。私はまだやりたいことが定まっていないので将来につながるような活動を今のうちから始めていきたいと思います。

 

【キャリアプログラム概要】
日時:2022年6月14日(火)11:40-12:50
場所:岩手県立花巻北高等学校(岩手県花巻市本館54)
対象:高校3年生

 


キャリアプログラムの様子

 

<生徒の声>
お話を聴いて、物事を成功させるためには、自分から積極的に行動し、どんなに小さな事でも、挑戦することが大事だということが印象に残りました。

 

今後UP花巻では、衛星開発の本格始動に加え、花巻衛星の名称決定や衛星開発を追体験するプログラムを引き続き花巻北高で実施していき、宇宙をテーマに花巻を盛り上げてまいります。

 

【UP花巻のこれまでの取り組み】
2022/03/15 花巻スペースプロジェクト「UP花巻」がスタート
2024年の衛星打上げを目指す「衛星開発プログラム」
地元企業と共に新たな価値創出を目指す「地場産業プログラム」

 

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