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【速報】花巻北高校が携わった 人工衛星「YODAKA」打上げ成功! 短歌を全国から募集。上の句と下の句が宇宙を交差し出会う旅。
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SpX-31打上げの様子(写真=NASA)
打上げ応援会の様子(花巻北高校生徒)
宇宙をテーマに花巻を盛り上げるため誕生した合同会社SPACE VALUE(本社:岩手県花巻市、代表:安藤修一、以下:SPACE VALUE)と、宇宙産業における総合的なサービスを展開するSpace BD株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:永崎将利、以下:Space BD)は、「宇宙」をテーマに、花巻全体を盛り上げていくことを目指す「花巻スペースプロジェクト UP花巻」を展開しています。
この度Space BDが手掛ける、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出事業にて、岩手県花巻北高等学校(以下:花巻北高校)の生徒が携わった人工衛星「YODAKA」をドラゴン補給船に搭載し、SpaceX社が運用するNASA 31st Commercial Resupply Service mission (SpX-31)として2024年11年5月(火)11時29分(日本標準時)に「Falcon 9」ロケットによって打上げられたことをお知らせいたします。
人工衛星「YODAKA」の模型(打上げ成功祈願の様子)
人工衛星「YODAKA」について
SPACE VALUEとSpace BDが手掛ける「UP花巻」プロジェクトの一環で企画され、花巻北高校の生徒が携わりミッションを考えました。人工衛星の開発・製造・運用は株式会社アークエッジ・スペース(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:福代孝良)が実施しています。
人工衛星「YODAKA」のミッションは、地球周回軌道にいる人工衛星YODAKAに、地上から短歌の上の句と下の句を別々に送信し、偶然に出会った組み合わせの短歌(連歌)を作成するというものです。
これは、2022年の「ミッション決定会」で当時高校2年生だった高校生がプレゼン大会を勝ち抜き、決定されました。そこから、約3年が経ち後輩たちにそのミッションが引き継がれ、現在の1,2年生が中心になってミッションに取り組みます。送信する短歌の上の句(5・7・5)は全国から集めて、下の句(7・7)はプロジェクトにかかわる花巻北高校の高校生が作成します。上の句はどなたでも参加いただける、オープンなものです。
短歌のテーマは「夜空」。どんな下の句がくるのか想像しながら、自分のオリジナル作品を作ってください。みなさんの短歌が宇宙空間にいるYODAKAまで旅をして帰ってきます。
人工衛星「YODAKA」をJAXAへ引き渡した様子
(左:SPACE VALUE代表 安藤様、右:花巻北高校生徒)
短歌募集の概要
<テーマ>
「夜空」・・・夜空をイメージした歌を作ってください。
<応募方法>
こちらのフォームに必要事項を記入してください。
※締め切り2024年12月25日(水)23:59
<ルール>
・「夜空」という単語の使用は必須ではありません
・ご投稿は未発表作品に限らせていただきます
・字足らず・字余り可
・誤字脱字に関して、運営側で修正は行いませんのでご注意ください
・ご応募はお1人様1回限りでお願いします。
※あなたの上の句と、花巻北高校の生徒が作った下の句が合わさり1つの歌となります。
※人工衛星YODAKAの通信状況によってはミッションが実行できない可能性があります。
花巻スペースプロジェクト「UP花巻」について
2024年の人工衛星打上げを掲げる「衛星開発プログラム」と、宇宙を題材に花巻を支える地場産業に新たな価値を創出することを目的とする「地場産業プログラム」の2つの取り組みを通じ、花巻の魅力を全国・海外へ再発信していくことを目的としています。プログラムには花巻にゆかりのある若者にも参画してもらい、未来の花巻のリーダーの育成も視野に入れています。
UP花巻ウェブサイト:https://www.up-hanamaki.com/
■合同会社SPACE VALUEついて
SPACE VALUEは、「×宇宙で花巻をワクワクさせる」をミッションに、花巻の魅力を宇宙をテーマにして発信する花巻発の企業です。「花巻スペースプロジェクト UP花巻」を企画し、人工衛星の開発・打上る衛星開発プログラムと、地場産業と宇宙をかけ合わせ新商品・サービスの開発を目指す地場産業プログラムを推進しています。
■株式会社アークエッジ・スペースについて
アークエッジ・スペースは、小型衛星コンステレーションの企画・設計から量産化、運用まで総合的なソリューション提供を行う宇宙スタートアップ企業です。 ”衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を”実現することを目指し、今後は地球観測、船舶向け衛星通信(衛星VDES)、光通信、低軌道衛星測位等に対応した小型衛星コンステレーションの構築を実現するとともに、月面活動にむけた衛星インフラ構築や深宇宙探査など、多様なミッションニーズに対応し、誰でも手が届く宇宙の開発利用を推進します。
U R L: https://arkedgespace.com/
■ Space BD株式会社について
Space BDは、日本の宇宙ビジネスを、世界を代表する産業に発展させることを目指す「宇宙商社®」です。2017年の創業以来、宇宙への豊富な輸送手段の提供とともに国際宇宙ステーション(ISS)を初めとする宇宙空間の利活用において、ビジネスプランの検討からエンジニアリング部門による技術的な運用支援までをワンストップで提供しています。技術力に立脚した営業力・事業開発力を礎に、多様なキャリアバックグラウンドを持ったメンバーが、宇宙を活用した官民の事業化支援・事業変革、教育分野などに事業を展開しています。
2024年11月現在、衛星取扱い件数 約80件を含め、約500件以上の宇宙空間への輸送実績を重ねています。
社 名:Space BD株式会社
本 社:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 日本橋三井タワー7階
代 表 者 :代表取締役社長 永崎将利
設 立:2017年9月1日
事業内容:宇宙における各種サービス事業・教育事業
U R L:https://space-bd.com/